猫山大学

NEKOYAMA UNIV.

「リーダーの決断プロセスのチェック」について考える The Moral LEADER on Atomic Bomb

一度上司からの命令が下ると、部下はその命令通りに動かざるを得ない。もちろんリーダー選びも重要だが、一度そのリーダーの下に就いた場合、リーダーの決断プロセスをチェックすることが、民主主義的社会の民間人において重要であると考える。

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(絵本「広島の原爆 (福音館の科学シリーズ) 」より) 

・リーダーは最終的な決断内容だけではなく、決断プロセスにも責任を負う。

・自分が正しい決断を下すためのプロセスを築くのは、リーダーの役割である。 

リーダーが大きな決断をするときは、以下のような決断プロセスを経ているかどうか、次の3点を確認する必要がある。

  1. 決断するまでの過程に、どういう人から意見を聞くのかを客観的に考察する。単に専門知識を持っている人だけではなく、異なる視点から議論をしてくれる人をバランス良く入れる。
  2. 偏った決断をしないためには、わざと異論を述べてくれるような「悪魔の代弁者」を入れる。
  3. リーダーに対して反対意見を自由に述べられるような環境や雰囲気をつくる。

「広島を訪問したいと強く思う」ハーバード白熱授業の学生に聞く | ハーバードの知性に学ぶ「日本論」 佐藤智恵 | ダイヤモンド・オンライン

 

 [参考資料]

基本的に戦争における重要なルール3つ。

・「非戦闘員の保護」

「戦争は戦闘員同士の戦いでなければならず、非戦闘員である民間人を敵とみなして攻撃したり、巻き込んだりしてはいけない」という基本原則。多くの民間人が犠牲になった原爆投下がこの原則に違反。

・「ダブル・エフェクト」

「ダブル・エフェクト」とは「意図的に非戦闘員を攻撃することは人道的に許されない」「戦闘員は非戦闘員の被害を最小限に食い止めるために最大限の努力をしなければならない」というルール。連合国側は、事前に広島と長崎の市民に対して直接警告することはしなかった。これもルール違反。

・「比例性のルール」

過度の危害を禁じる原則。「実質的に勝利に向かわない危害、危害の大きさに比べて目的への貢献度がわずかな危害は許されない」というルール。アメリカ政府は、原爆が人間に与える危害を理解することなく使用し、戦争を終結。危害の大きさも目的への貢献度も把握しないまま、原爆を投下したのは、比例性のルールに違反。トルーマン大統領は原爆投下をどのような論理で正当化したか | ハーバードの知性に学ぶ「日本論」 佐藤智恵 | ダイヤモンド・オンライン 

 

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